「がんばらない子育て」
マンガでよくわかる
子どもが伸びる
がんばらない子育て
おすすめ★★★
読みやすい★★★
タイトル★
子どもが伸びるかどうかはわからないけれど、めちゃくちゃオススメの本です。
まず、現時点で研究され結果が出ていることに関しては子どもの成長や能力はほぼ遺伝で決まる(あとは環境)ので育て方はほとんど影響しないそうです。
育てるのも誰でも大丈夫。共同で子育てするのが人間ですからね。
虐待しなければおばあちゃんでも保育園の先生でも近所のお姉さんでもいいんです。
でも、そんなこと言われてもママのモヤモヤ解消されませんよね。
ではどうするか。
ずばり
ちょっとずつストレス解消で「ほんのり幸せ」を目指す!!!
ほとんどのママは「イラッとするけどまだ耐えられる」状態なのではないかと思います。
しかしこれでは一寸先は闇。
いつもほんのり幸せでいることがアクシデントに対応するコツのようです。
巻末掲載のサイトから家事育児分担チェックリストを見ることができます。
私もやってみましたが、見事なまでのワンオペっぷりにいっそ清々しい気分でした笑
忙しいママの図書館利用のコツ
私たちに棚に向かってゆっくり本を吟味する時間なぞありません。
ママになって育児書を読みたいけど何冊も買うにはお金が…
色々試し読みしてから買いたい
とにかく量を読みたい!!
そんなママに図書館利用のコツをお教えします。
(以前から図書館利用されてる方は知っている所もあると思うので適当に読み飛ばしてくださいね)
忙しい中でも欲しい本を図書館で借りるコツは3つ。
- 読みたい本を決める
- 図書館の検索機能で調べる
- 予約して受け取る
まず読みたい本を決めます。
私は寝る前など隙間時間でAmazonのランキングやキーワード検索で調べています。
一人の時間ができたら本屋でバーっと見てタイトルをメモすることもあります。
雑誌やSNSで気になった本をスクショしておくのもいいですね。
次に図書館の検索機能です。
Googleの検索と違って漢字か平仮名かの違いでヒットしないこともあるので気をつけてください。
接続詞を間違えても出てこないと思います。
コピペするか、著者検索だと候補が少ないので見つかりやすいかもしれません。
そして予約。
近い図書館にない場合は他の市内の図書館から持ってきてくれます。
近い図書館に在庫がある場合も予約すればカウンターに持ってきて取り置いてもらえます。
図書館の方の手間を増やしてしまって少し申し訳ないのですが、棚で見つけられなかったり書庫にある場合は結局図書館の方の手を借りることになるので
それならあちらの都合の良い時間に探してもらった方がいいのかなと思っているのですが図書館関係の方いかがでしょうか?
知ってる方いたら教えてください。
私長年書店で働いていたので、一般の方よりは本を探すのが早いと思うのですが
書店と図書館の分類の仕方が違うのでなかなか見つけられないことも多いです。
探すのに時間がかかる方は予約をオススメします。
最後に
まとめて予約するとまとめて取り置かれることがあると思います。
私の住む市では読み切れないときは、次に待つ人がいなければ貸出延長もできるので問い合わせてみて下さい。
本好きは遺伝か努力か
わたしは書店で働く程度には本好きです。
独身時代は積読と借りた本で溢れていたし、資料と称して高めの本もけっこう買っていました。
自分で本を買い始めたのは小学校高学年のとき。
数駅先の塾に通い、そこの駅前に本屋がありました。
コンビニでご飯を買ったり何かあったときのためにとお小遣いをもらいはじめた私は塾の友人と一緒によく本屋で時間をつぶしそしてコバルト文庫やジャニーズの載っている雑誌などを買って帰るようになりました。
そして私立の女子中学校に合格した私はその後クラスの友人の影響で推理小説に手を出すことに…(女子校はオタク率高いです)
はじめて読むイラストの無い小説。
1年も経たないうちに京極夏彦を読むまでになっていました。
わかりますか京極夏彦。
本好きの人なら知っていますね京極夏彦。
本というよりまるで鈍器。
厚みのせいでほとんど折り返せないブックカバー。
ブックカバーをしていても「あの人京極夏彦読んでるな」とバレてしまうし電車で立ちながら片手で持って読むには重すぎるそんな本です。
そんな私ですが母はほとんど本を読みません。
逆に私の影響で少し小説や漫画を読み始めたくらいです。
ただ幼稚園の先生だった母は私に大量の絵本与えてくれました。
今でも内容を覚えています。
かたや私の娘(2)は産まれながらに絵本好き。
しかし、やんちゃも盛りで絵本を汚したり破ったりしてしまうため家では積極的には読んでいません。
でそれでも保育園の先生に「娘ちゃん絵本好きですよね」とよく言われるのでやっぱり本好きなんだと思います。
図書館で本を選ぶときも、あれもこれもとガンガン手をのばす様はまるで私で遺伝の力を確信します。
ということはやはり本好きは遺伝でしょうか?
はい、と私は言いきれません。
小学校のとき、塾に通っていなかったら。
自分で本を選んで買う経験をせずに周りに本の話しをする友達がいなかったら。
そんな状況でもひとり黙々と読書に励むほどの本好きってひと握りじゃないでしょうか。
本を読んで楽しかった。
本に救われた。
本を読ん世界の見え方がひっくり返った。
そういう経験があってこそ本好きは出来上がるのだと思います。
親が直接子どもに影響を与えられるのなんて数年です。
あとは子どもの世界が子どもを作るのだと思います。
本を読む楽しみを知っている子と友達になる。
親に干渉されずに本を選べる環境がある。
子どもに本好きになってほしい。
それなら親ができる最大の努力は、そういう環境を用意することではないでしょうか。